初めて見たぜ、高級品
本日は上棟手伝いヾ(o´∀`o)ノ
足がこんなじゃなければ更に頑張れるのに‥(笑)
前回自分とこ手伝って頂いた大工さんからの応援要請、さすがに助けて貰って行かないのは考え物なので二つ返事で了承。
それでなくても他も皆30~40くらいの地元の大工さん、顔を繋げて置いて損はないはず‥。
下が半分駐車場で高基礎、家の真ん中に箱庭?みたいなデッキ、さらに設計屋さんらしいナナメの大梁、ロフトと盛りだくさんな現場(^^;)
昨日の内に柱の建て初め、梁に金物通し済みだったので即梁上へ。で、レッカーを待ちきれない大工からどんどん材料が上がってくる(^^;)
大物が出たので金物締め~と、思ったとき、というか最初に気付いた、超高級品。
耐震、耐振動、耐緩みをこなすらしい座金「タイトニック」です、初めて見た(ΦωΦ)断って1つ貰ったんだよ!盗んでないよ!(笑)
ネットショップで見たことがあったのでにわか知識でしたが
「こんな座金みた事ねぇよ~」
「あ、多分超が付く高級品ですよ」
「へ~、じゃいいやつかな?」
「たぶん」
とかやってたんですがその実態は!
施工性の悪さヽ(`Д´#)ノ
たぶんプレカット屋さんに指示を出せさえすれば140のボルトの穴の位置がもっとち近くになったでしょうがまさにギリギリ(*´Д`*)羽子板のナット穴半掛けまで戻してやっと入るかはいらないかのギリギリのクリアランス‥。
最初は大人しかった大工達が
「何だよ使えねぇ座金!」
「あ、ナット落ちた‥」
「ナットがナットなんだけど誰かちょうだい!」
地獄絵図(笑)
まぁ締めた感じはさすが高級品?的な言葉にならない感じで(^^;)
そんな中事件は起きる。
2階小屋を建て終わり火打ちが上がってきたので挿入、で歪みがまだなのでとりあえずボルト仮入れ。
「ナット入らないよ!」
外周座堀アリは210、中は240、ダブルは330、普段ならこれで締まるけどなんてったって高級座金、幅の取り方も横柄なもんで、外周210は座金からボルトがちょっぴりしか顔が出ずナットが掛からない問題m(_ _)m
たまたま20分圏内に金物屋があったので事なきを得ましたが一時現場はブルーモードに(´Д`)
まぁ何とか野地を貼り終え外周をブルーシートで囲んで明日の嵐に耐える準備が出来たところで終了!
明日、このチームは上棟予定だったのですが悪天候を見越して月曜日に延期、で、今日と月曜の打ち上げを月曜日にやることになりましたヾ(o´∀`o)ノ
追伸。
今回は軒の出がゼロ、で広木舞を回したのです。
野地の張り出しは「桁の芯」、つまり52.5ミリ、で広木舞の出が垂木の鼻から67.5ミリ。つまり寸目に直すと二寸二分五厘、ものすごいシビア。なので誰かが
「二寸三分で行こう、ミリに直すと‥」
ニヤニヤする大工一同、果たして67.5ミリに五厘分の1.5ミリを足した二寸三分にどんな意味があったのだろうか‥。