幸か不幸か
皆様こんばんわ、上棟無事に終えてきました。朝はしとしとふっていた雨も9時頃には上がり、無事に野地まで終えることが出来ました。
昨日あらかた組み終わってはいたものの、やはり相手は大きいお宅、結構時間いっぱいで(^^;
何しろ昨日人間レッカーなんて調子に乗ってた主力3人のうち2人が早くも筋肉痛。まだまだ若いな!とか、感心する所じゃないよね‥。
今回は6人、ただし梁上に上がれないのが2人、役立たずが2人、鳶のカシラに頑張って貰いました。
ていうか、上棟はじまって以来の「朝からかすがい」筋肉痛を患ったおっさん2人には酷すぎる‥しかも相手は平屋、400本じゃ利かないほど持っていったかすがいがほとんどカラに、それでも勾配天井だったり化粧梁、化粧束、ロフトがあったりで打てないところがあったにせよコレだけの本数打ちましたからね、多分全部だったら600近かったかも‥。
午前中には母屋も起こしておおまか野地垂木を配ってからお昼。さすがに屋根が普段の三倍、でも人数は半分ぐらいですから思うようにはいきません。昨日無理しなかったらえらい目をみるとこでした。
午後からはグループを分けて工事。上に上がれない部隊は朝からの続きで金物、筋違い、間柱の振り分け、どちらもまだまだルーキーなんでやれるコトをやってもらいます。
カシラ、上に上がれるルーキー、年上人間レッカー は垂木を打つ仕事に専念。
年下人間レッカーは破風板、広小舞、登り淀を付けていきます。
デカイ屋根だと思ってましたがやっぱりデカかった‥材木屋さんが持ってきたラーチの合板100枚。
「うそ、こんなに使わなくね?」
「ちょっと余裕みて拾ったから少しは余ると思うよ~」
まさかの1枚も余りませんでした。
片流れの大屋根に切妻の屋根がくっついた屋根、切り妻が終わった時点で使ったのは約30枚、残りは8約70枚、絶対こんなに使わないって!コレ降ろす俺の身にもなってよ~!とか思ってました。
実際は1枚たりとも余りませんでしたがね(^^;
鳶さんが持ってきたマキタの65の釘打ち機、私のマキタの釘打ち機AN5102台体制で挑みます。
ちょっとラッキーなことが。
私が奉公時代から使っていた右側日立のNV90H、ちょいと前からエアもれがあったのでしばらく休憩中だったんですが、雨模様の上棟なので最悪ダメになっても‥ぐらいの感じで使いましたがまさかのエアもれが止まってる!?
暖かい時期になると、機械も調子が出てくるんでしょうね、現主力HN90N3が調子が上がらないときまだまだイケそうです。しかしパワー不足は痛感、75の普通釘なら問題無しですがN釘ではちょいと荷が重そうです。
で、こちらアンラッキー
マキタの方がダメになりました(^^;
釘送り機能?のピストン、というか、バネが入っていて本来蓋がしてある場所ですが蓋がどこかへ行ってしまいました‥。蓋どころか、中に内蔵されているバネも一緒に吹っ飛びました。
こちらの機械、同じ箇所がもう3、4回壊れてます。修理費用はそんなにかからなかった気がしますがこう頻繁だと何か呪われてるんじゃないかと思うほどに壊れます。しかも、毎回上棟で(笑)
始めて壊れたのは買ってきたその次の日、野地貼りデビュー戦でしたがどうにも調子が悪い。釘がほとんど送られずず~っと空打ち、なんだ?って機械を見たらバネが飛び出てるし‥。
その日の内に、というよりその場で道具屋さんに電話して違う新しいのを持ってきて貰いましたが、しょっちゅう壊れる曰く付きの道具です。
何せ高いところ、しかも屋根の上で壊れるんですから飛んでった蓋もバネもどこにいったかさっぱり。毎回毎回部品と一緒に修理してます。
でも奉公時代、自分で始めて買ったエアツールですからなかなか手放すに手放せません。定期的に壊れる呪いがなけりゃいい機械なんですけどね。
コンプレッサーにしろ釘打ち機にしろ、なんだかマキタと相性悪い?早く呪縛から解放されるコトを願います。